HDLコレステロールは、細胞で使われた使用済みの古いLDLコレステロールを回収して、再生させるために肝臓に運んだり、血管にくっついたコレステロールもはがして回収してくれます。これらの働きが動脈硬化を防いで生活習慣病になりにくくしてくれるため、HDLコレステロールは多いほうがいいとされているのです。
スポンサーリンク
男性の基準値
コレステロール値は、男性は女性よりも低いと言われています。男性のLDLコレステロール値は女性よりも20mg/dlほど低く、HDLについても10mg/dl程度低いのが一般的だそうです。
コレステロールの基準値がどのようなものかというと健康な人の平均値です。以前は男女別の基準値でしたが、健康診断の基準値を提示している全国健康保険協会では、2012年4月から男性・女性の差なくHDLコレステロールの基準値を40mg/dl以上(〜119mg)に統一しました。
全国健康保険協会以外にも日本動脈硬化学会などコレステロールに関する基準値を発表している組織があり、平均値であることから組織ごとに若干数値が異なっています。男性のHDLコレステロール基準値は、30〜80mg/dl、40〜85mg/dlなどがありますが、40mg/dl以上と考えておけばいいと思います。日本動脈硬化学会のガイドラインでは、40mg/dl未満で脂質異常症の疑いがあるとしています。
女性の基準値
女性の場合、LDLコレステロールは男性よりも少し基準値が高く設定されています。女性ホルモンがコレステロール値を調整しているのですが、加齢により女性ホルモンが減少するに従ってコレステロール値が上がる傾向があるからです。閉経後にはコレステロール値が高くなりやすいそうです。
ただし、HDLの下限については男女の区別はなく、上限は女性の方が高くなっているようです。わたしの血液検査結果表では、40〜95mg/dlが基準値となっています。
女性もHDLコレステロール値は40mg/dl以上を基準と考えましょう。
スポンサーリンク

